今回は私が在フィリピン日本大使館でLCCMを取得した方法をシェアします。
LCCMはフィリピン市役所に結婚許可証(マリッジライセンス)の申請で提出しないといけないため必ず取得する必要があります。
LCCM(婚姻具備証明書)とは
LCCMとは取得した本人が結婚が可能かを証明する証明書になります。日本でいうなら女16歳以上、男18歳以上、そして独身であること。これらを証明する書類になります。以下の証明書をもらえます。
LCCM取得前準備
LCCMを取得するにあたり、日本で準備して持っていかなければいけないものがあります。
1回目の渡航で、私は結婚許可証の申請までを行いたかったので以下を用意しました。
フィリピン側で用意するものはなるべく一度に取っていたほうが良いと思います。近くに書類発行事務所があるのなら特に気にする必要がありますが、私の妻の場合、公的書類発行事務所が片道2時間かかる場所であり、何回も書類を取得するためだけに往復させてしまったので。
※前回申し上げたように離婚経験があるとか婚約者が25歳以下などは用意する書類は増えるので詳しくは下記大使館のページやフィリピン市役所で確認してください。
・婚姻具備証明申請書
・戸籍謄本2部(内訳:日本大使館、フィリピン市役所、フィリピンに出すものは英訳)
・婚約者の出身証明書PSA発行のもの3部(内訳:日本大使館、フィリピン市役所、CFOセミナー用)
・婚約者の独身証明書PSA発行の者1部(内訳:フィリピン市役所)
話しがそれますが、この時点でマイナンバーカードをお持ちでない方は取得していてください。また、マイナンバーカードの電子証明書を付けていない人、更新が切れた人は利用できるようにしておいたほうがよいです。戸籍謄本はこの後も必要になるのでコンビニで取れたほうが良いですし、なにより在留許可申請がオンラインでできるのはだいぶ時間のロスを省けます。おそらく紙の書類提出と比べても1か月近くは短縮できるのではと思ってます。ただし、前提としてパソコンがあり、マイナンバーカードを読み込めるカードリーダーが必要にはなります。この辺りはまた別に用意して説明します。
LCCM取得にむけて
ではLCCM取得について説明していきます。
場所はニノイアキノ国際空港から近いです。空港到着後、前回述べたGrabで直接くる予定でよいと思います。大使館はそこまで混んでませんし、予定処理時間は10分をみておけば十分かとおもいます。時間と大使館休館日は以下で確認しておいてください。
大使館はフィリピン婚約者も入れますので是非ご一緒に。大使館に到着したら勝手口のような扉に入口出口と書いてあります。入口側のインターホンを押してください。
すると中からフィリピン人のセキュリティーが出てきます。パスポート提示と英語でLCCMを申請しに来たと伝えればすんなり中に入れます。
中に入ればボディーチェックがあり、ノートPC、電話などの電子機器類を入口に預けなければいけませんので指示に従って提出してください。
大使館内に入って、自分の順番が来たら要件を伝えれて必要書類を提出すれば今日できることは終了です。処理してくださる職員の方は日本語出来ますので日本語で問題ありません。
提出するものとして
・婚姻具備証明申請書
・戸籍謄本
・日本人のパスポート提示
・婚約者の出身証明書
提出が午前であれば、翌日の午前に、午後であれば翌日の午後に発行されますので時間を合わせて証明書を取りに行ってください。
結婚指輪
フィリピンで婚姻するには婚姻挙行を管理する人の面前で宣誓をしてというイベントをしないといけないというのが法律で決められており、避けては通れません。管理する人というのは教会の牧師であったり市長であったりです。私の場合は市長に執り行ってもらいました。このイベントにて指輪を交換する必要があるので結婚指輪はどうしても必要になります。
まだ準備していない人は書類の受け取り待ち時間に指輪を購入するのが良いと思います。大使館近くにSM mall of Asiaという巨大な複合施設があり、アクセサリー店もたくさんあり私はここで購入しました。
指輪の受け渡しにも1,2週は必要なので、次の渡航時に受け取るという計画をして、忘れずに取りに行きましょう。
今回は以上になります。次は結婚許可証を申請する編をお送りします。
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